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商品詳細


タンザニア連合共和国(Tanzania TAN)

 

 

人  口:4,765.6 人口密度41人/km2(2012年)

首  都:ダルエスサラーム(Dares Salaam)

宗  教:伝統信仰30%、イスラム教35%以上、キリスト教35%

言  語:スワヒリ語(国語)・英語(公用語)、バンツー系諸語

通  貨:タンザニア・シリング

面  積:( 万ha)8,836(日本の2.3倍強)

 

品 名:キリマンジャロ(英:Kilimanjaro)

山 域:キリマンジャロタンザニア北部

標 高:1,500m~2,500m

価 格:100g販売価額440円税抜き

在 庫:あり

ケニア国境近くのモシ地方で栽培収穫された果実から加工生産したコーヒー豆のブ ランド。現在では、タンザニア産コーヒー豆の全てを指すブランドとなっている。

概要:タンザニアのキリマンジャロ山の麓の町、アルーシャやモシ近くの、標高1,5 00mから2,500m付近のプランテーションで栽培されている。コーヒーノキの品種として はアラビカ種である。果実から加工生産した生豆は緑灰色で大粒という特徴を有してい る。この豆のコーヒーは強い酸味と甘い香りを持つ。 農産物の輸出が全体の7割(2000 年現在)を占めるタンザニアにあって、貴重な外貨獲得源となっている。ただ、大部分 の農園がプランテーションとなっており、農園主と使用人の貧富の格差の原因になって いる。現在のタンザニアコーヒー協会(Coffee Authority of Tanzania、CAT)が生産・販 売等の全てを取り仕切っている。 ブランド名として、キリマンジャロの認知度は高い。 しかし、タンザニア全域の収穫量を合わせても全世界の収穫量の1%程度である。

歴史:1890年代、東アフリカを植民地としていたドイツがコーヒーノキの栽培 を目論んでいた。最初は、東ウサンバアにレユニオン島から苗木を持ち込み栽培を目的 とするプランテーション経営を始めた。しかし雨が多い地域で栽培は難航。さらに労働 者不足が深刻であり、生育したコーヒー果実を採取することができなかったほどと伝わ っている。原因としては、奴隷貿易の影響(当時はすでに廃止されていた)、すでに他 の農産物の生産が順調に推移していたことが挙げられる。

キリマンジャロに最初にコーヒーノキを持ち込んだのは、ギリシャ人と言われ ている。東ウサンバアでのコーヒーノキ栽培に失敗すると、ドイツ人やイギリス人がこ ぞってキリマンジャロ山域にプランテーションを開拓した。1914年ごろには、100のプ ランテーションで200万本のコーヒーノキが栽培されるまでになった。

キリマンジャロ地区は、タンザニア国内でも有数の高品質コーヒー豆の生産地 であるが、必ずしも世界的に人気がある銘柄とは言えない。日本でキリマンジャロがブ ランドとして認識されるようになったのは、ヘミングウェイ原作の『キリマンジャロの 雪』(1953年日本公開)がきっかけであると言われている。その結果日本は旧宗主国の ドイツに次いで、タンザニア産のコーヒー豆を輸入するようになった。

1993年に実施された「レギュラーコーヒー及びインスタントコーヒーの表示に 関する公正競争規約」によれば、「キリマンジャロ」というブランドは、キリマンジャ ロ州やモシ州など北部産のコーヒー豆だけではなく、タンザニア産すべての水洗式アラ ビカ種コーヒー豆も利用することができる。結果、北部産はストレート用のプレミアコ ーヒー用として、タンザニア南部(ムベヤ州・ソンゲア州)で生産された水洗式アラビ カ種が缶コーヒー用に多く輸入されている。ただしタンザニア産アラビカ種であっても ブコバなどで生産されている無洗の豆はキリマンジャロと名づけることはできない。

また、低農薬・無農薬栽培を可能にするための品種改良が現在行われているが、 そのためにロブスタ種との交配が試みられている。このハイブリッド種について規定が 在るわけではない。 喫茶店やコーヒー愛好家の間ではキリマンと略して呼ばれる事が ある。

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